怪我が気付かせてくれたこと

先日旅先のホテルの部屋のバルコニーで派手に転んでしまった。。

 

旅行の三日目の明け方のこと。

目が覚めてお天気を確認しようとベランダを出て(一階のお部屋)、道まで歩く途中、外は真っ暗で裸眼だったので段差があることに気が付かず気が付いたら横になり倒れていた。

 

痛みよりも転んだことにびっくりして、しばらく動けず。

その後なんとか自力で起きられたので、大した怪我はしてないとホッとした気持ちに。

部屋に戻って、慌てて足を確認。

予想通り大した傷はなくて、本当に良かったと思った。打ちどころが悪かったらと思うとゾッとした。

だけど左足首をくじいた痛みがじわじわ広がる。そして右の膝はだんだん内出血してきて今でも痛い。

大した怪我をしなくてラッキーでした。

 

 

 

こんなに盛大に転んだのはいつぶりだろう?

痛みをもろに感じたのはいつ以来かなぁと考えていたら、小さい頃のことを思い出して、昔はしょっちゅう転んで怪我をしていたので懐かしい気持ちになりました。

 

体の物理的な痛みを感じたことがとても久しぶりだったので、体がちょっと驚いてたし、でも派手に転んだけどなんだか心は元気だなぁとか(笑)

いろいろ考えていたら、

 

ここ最近の私は、何かにチャレンジすることや挑戦すること、勇気を出すこと、それに伴う「痛み」や「失敗」をとても避けていたことに気が付いて。

 

何もせず常に傍観者のような気持ちで日々を過ごしていたかもしれないなぁと思ったのです

 

それこそ二十歳前後のときは、自分なりにたくさん挑戦していたなぁと思う

 

作ったことのない料理を作ったり、行ったことのない場所へ行ったり、同じことが好きな人達が集まる場へ行ってみたり。

この目でいろいろな景色を見たいっていう気持ちが常にあって、海外にも初めて行ったり、ボランティアにも参加したりとなかなか活動的でした

 

パワーが有り余っていて、たくさんの初めてを自ら経験しにいっていたなぁと。

 

あの頃と比べると今はだいぶ保守的。というか動けなくなった。

その代わりに自分の内側に問いかけたり見つめたり、自分自身の中の井戸を掘るような作業もたくさんしてきたつもりでいて。

頑張れないことも増えたし、だけど前よりも確実に自分の「正直な気持ち」を大事にするようになった。

 

たくさん動き回るようなことはあまりしなくなったけど、その分内側をしっかり見つめているのがここ数年かなぁと。

 

ただ今回の怪我で、物理的な体の痛みを感じた時に、二十歳前後のたくさん挑戦していた頃に感じた失敗や痛み、恥をかいたり汗をかいたりするような気持ちをなぜか思い出し、そしてそれらを長年忘れていたことにも気が付いて。

 

そろそろまた動きたくなっているのかなぁとか、新しい景色が見たいのかなぁと、またもや日々内観しています。

 

ただ最近眠気が半端ないので・・・寝たいだけ眠ることをゆるして、体と心に正直にいたい。

 

 

私は何が好きなのか、何が心地よいのか

どういう未来を望むのか

数ヶ月後どうなってたいのか

仕事はどうしたいのか

家庭はどうしたいのか

私はどういう暮らしが好きなのか

 

気が付いたらこれを毎日毎日ずーっと考えてる

 

とは言え、やはり目の前のことに目を向ける大切さも忘れないでいたいと今すごく思う